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駆け出しエンジニアの気ままにブログ

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駆け出しエンジニアのプロジェクトマネージャ取得への道(3)~午前Ⅱ試験(マネジメント,ストラテジ編)~  

情報処理教科書 [春期]高度試験午前I・II 2012年版情報処理教科書 [春期]高度試験午前I・II 2012年版
(2011/10/26)
松原 敬二

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前回に引き続き、今回はプロジェクトマネージャの午前Ⅱ対策として『マネジメント』『ストラテジ』分野の基本をまとめていきます。


このブログと過去門演習で午前Ⅱ対策をしていきましょう!


ということで、早速、『マネジメント』分野からやっていきます。

◆開発プロセス・手法

プロセスモデル
プロセスモデルは、ソフトウェアの開発工程を何らかのモデルとして抽象化したもの。プロセスモデルを確立することで、ソフトウェアの開発手順に1つの指針を示すことができる。 プロセスモデルには、ウォータフォールモデル、スパイラルモデル、プロトタイピングモデル、RAD(Rapid Application Development)などがある。

ウォータフォールモデル
ウォータフォールモデルは、ソフトウェア開発の段階を、上流から下流に向けて作業を進めていくプロセスモデルです。 開発作業の流れが各工程に分解されているため、全体像が把握しやすく、作業が上流から下流へと逐次的なのでプロジェクト管理がしやすい。 後戻りに適さず、後戻りが発生すると開発効率が低下する。

スパイラルモデル
スパイラルモデルは、開発対象のソフトウェアを独立性の高い部分ごとに分解し、ウォータフォールモデルの開発工程(設計→プログラミング→テスト)を反復的に 繰り返しながら完成度を高めていくプロセスモデル。リスクが最小となるプロセスを選択しながら、少しずつ開発を進めるようなプロジェクトに適している。

プロトタイピングモデル
プロトタイピングモデルは、プロトタイプ(試作品)を利用者に試用させ、利用者の要求や意見を確認しながらシステムを完成させていくプロセスモデル。 開発者と利用者の認識のズレを少なくするのが主な目的とされている。

アジャイルソフトウェア開発
アジャイルは、俊敏な、すばやいという意味で、アジャイルソフトウェア開発は、効率的なシステム開発手法の総称。 従来から採用されてきたウォータフォールモデルやプロトタイピングモデル、スパイラルモデルとは異なり、柔軟にシステム開発を行うことを目的としている。

SLCP
SLCP(Software Life Cycle Process:ソフトウェアライフサイクル)は、ソフトウェアを必要としてから、 ソフトウェアを計画し、開発し、運用してそのソフトウェアを破棄するまでの一連の流れのこと。

共通フレーム2007
共通フレーム2007(Software Life Cycle Process-Japan Common Frame 2007:SCLP-JCF2007)は、システム開発において、発注側(利用者)と受注側(ベンダ) の間で相互の役割や業務の範囲・内容、契約上の責任などに対する誤解がないように、双方に共通して利用できる用語や作業内容を標準化するためのガイドライン。 共通システムは、ISO 12207(SLCP)を基に作成されたが、日本のソフトウェア産業の特性を考慮し、企画プロセス、システム監査プロセス、開発プロセスにおける業務詳細設計、 運用プロセスにおける移行・評価を追加している。 共通フレーム2007では、システム開発に関連する作業を、プロセス、アクティビティ、タスク、リストの4階層で構成している。 プロセスは、システム開発作業を役割の観点からまとめる。アクティビティはプロセスの構成要素、タスクはアクティビティの構成要素、リストはタスクの構成要素。

CMMI
CMMI(Capability Maturity Model Integration:能力成熟度モデル結合)は、ソフトウェア開発の組織能力を評価するための基準(5段階)。 組織のもつ開発能力の標準化と合理化を推進し、製品やサービスの開発、調達、保守活動の組織能力を改善するガイドラインを提供する。 CMMIの5段階の内容は次の通り。

成熟度説明
初期段階何もルールがない状態(混沌としており、いきあたりばったりで、一部の英雄的なメンバ依存の状態)
再現可能段階同様のプロジェクトであれば、反復してプロセスを実行できる状態(プロジェクト管理・プロセスの規則が存在)
定義段階プロセスが標準ビジネスプロセスとして明示的に定義され、関係者の承認を受けている状態(組織全体で制度化された状態)
管理段階定量的に管理された状態(計測できる状態)。プロセス管理が実施され、タスク(作業内容)を定量的に計測できる
最適化段階最適化している状態(プロセスを改善する状態)。継続的に自らのプロセスを最適化し改善していくことが可能


◆プロジェクトマネジメント

WBS
WBS(Work Breakdown Structure:作業分解構造)は、システム開発の作業工程を細分化したもの。一般にシステム開発は次の手順で行われる。
・システム開発全体の大枠の設定
・各工程における作業概略の設定
・各作業の具体的な内容の設定
以上の結果を基に、具体的な目標や作業日程、可能なレベルまで詳細化したスケジュールなどを設定する。このように、システム開発の工程を詳細化して構造化したものがWBS。 WBSを用いると次のようなメリットが期待できる。
・コストの見積もりやその根拠が明確になる
・開発作業の構成と範囲、作業責任が明確になる
・各作業単位の実績把握や作業計画が容易になる

fig_wbs

アローダイアグラム
アローダイアグラムは、作業の内容と日程の流れを矢印で表した図式。並行して行うことができる作業やその作業の所要日数、作業全体の所要日数などを把握することができる。 複雑な工程や細かい時間配分を図式化できるため、大規模なプロジェクトで作業の進行状況を的確に把握するのに有効。

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クリティカルパス
クリティカルパスは、アローダイアグラムにおいて余裕のない作業を結んだ経路。クリティカルパス上の作業が遅れると、システム開発作業全体の日程が遅れてしまう。 また、クリティカルパスの所要日数が、システムの開発全体の最短所要日数となる。

ガントチャート
ガントチャートは、進捗管理に用いられるチャートの1つで、作業日程について、予定と実績を対比して示す図解。

fig_gunt

コストモデル
コストモデルは、ソフトウェアの生産性や尺度など、費用(工数)を軽量化するモデル。 ソフトウェアの機能に着目するFP法やソフトウェアの規模と開発者の能力などに着目するCOCOMO(COnstructive COst MOdel)法などがある。

ファンクションポイント法
ファンクションポイント法(Function Point Method:FP法)は、ソフトウェアの大きさをプログラムのステップ数で見積もるのではなく、ソフトウェアに含まれる機能単位に 見積もる方法。具体的には、帳票数、画面数、ファイル数およびこれらを作成するための難易度などを定量化して見積もる。 FP法では、次に示す5つの機能に分類し、各機能を3レベルの複雑度により評価した結果を数値化するとともに、過去の実績値と比較した上で工数を決定する。

機能記号説明
外部入力P1入力データの種類とその総数で決定されるポイント数
外部出力P2出力データの種類とその総数で決定されるポイント数
内部論理ファイルP3アクセスをともなうファイルの種類と総数で決定されるポイント数
外部インタフェース
ファイル
P4ほかのシステムと関連するインタフェースの種類とその総数で決定されるポイント数
外部参照P5照会業務の種類とその総数で決定されるポイント数


ITIL
ITIL(Information Technology Infrastructure Library)は、英国政府が策定したコンピュータシステムの運用・管理業務に関する体系的なガイドライン。 ITILでは、運用管理業務を、サービスサポートとサービスデリバリの2つに分けて示し、それぞれをいくつかのプロセスに分割して模範的な事例を示している。 サービスサポートは、ユーザが必要とするサービスを日常的に利用できるようにサポートすること。 サービスデリバリは、サービスを高い投資効率で長期的に改善していくためのサポート。

区分プロセス内容
サービスインポートサービスデスクユーザに対するサービス窓口
インシデント管理インシデントの影響を最小化し、迅速な回復
問題管理インシデントを引き起こす根本的原因の分析
構成管理IT環境の構成要素の把握
変更管理IT環境変更時の標準手法、手順、効率的なコントロール
リリース管理ソフトウェア、ハードウェアのリリースコントロール
サービスデリバリサービスレベル管理ITサービスの品質を定量的に規定
ITサービス財務管理ITとビジネスの財務的なバランスの最適化
キャパシティ管理環境の変動をとらえたリソースの最適化
ITサービス継続性管理障害児のビジネスの中断を最小限に抑制
可用性管理サービス停止を最小限に抑制(障害の予防)


『マネジメント』分野のまとめは以上です。

『マネジメント』分野は、その名の通り、プロジェクトマネージャ試験の最重要分野です!!

基礎は午後試験にも活用できる内容ですので、繰り返し確認して、しっかりと定着させていきましょう!!


引き続き『ストラテジ』分野についてまとめていきます。

◆IE(インダストリアルエンジニアリング)

QC七つ道具
QC七つ道具は、品質管理に用いられる技法。主として定量的なデータ分析に使われる。

新QC七つ道具
新QC七つ道具は、言語データに代表される定性的なデータを取り扱う手法。

ABC分析
ABC分析は、在庫品を品目別に、在庫金額あるいは売上金額など、分析対象となる項目の多い順番に並べるとともに、その累積和を示して管理を品目別に行う方法。 ABC分析では、品目をA,B,Cの3グループに分け、パレートの法則に基づいて、Aグループには重点管理を行い、B,Cグループは比較的低い水準で管理を行います。

デルファイ法
何回も同じパネル(回答者)に反復調査し、そのデータで地域の傾向や購入者層の変化を把握する。

クラスタ分析
複数の調査データを要因ごとに区分し、集計することによって、関連販売力の分析や同一商品の購入状況などを分析する。

◆知的財産

知的財産権
知的財産は人間の創造的活動によって得られた財産で、知的財産権には、発明や著作など人間が行った知的成果に対する権利と、 営業上の信用が形となった商標などの権利がある。

区分名称内容
産業財産権広義には無体財産から著作権を除いた権利
特許権発明の実施を占有する権利
実用新案件簡単な技術内容の発明
意匠権産業上の物品の意匠(色、形、デザイン)
商標権他人の商品と区別するための商標
著作権著作物を保護する権利
著作者財産権著作物の財産としての権利
著作者人格権著作者の人格的権利(氏名表示権など)


プログラム著作物
プログラム著作物に対する著作権法による保護は、その著作物を作成するために用いるプログラム言語、規約及び解放に及ばない。 著作権法において、プログラム言語は言語そのもの、規約は文法、解放はアルゴリズムと解釈するのが一般的。 著作権法で保護するのは表現そのもので、「創作的な表現」が保護される。

FSF
FSF(Free Software Foundation)は、GNUプロジェクトを推進する団体。 フリーソフトウェアを「ソースコードとともに公開され、だれでも事由に修正・再配布を行うことができるソフトウェア」と定義している。

GPL
GPL(GNU general Public License)は、FSFの理念に基づくソフトウェアライセンス体系。 ソフトウェアのコピーや再配布、ソースコードの改変などを第三者に認めているが、著作権は開発者に帰属する。

TLO法
TLO法(Technology Licensing Organization法:大学等における技術に関する研究成果の民間事業者への移転の催促に関する法律)は、 大学や国の試験研究機関などの技術の研究成果を、TLOを解して民間事業者に技術移転をして、新たな事業分野の開拓、 産業技術の向上、大学などの研究活動の活性化を図る目的で制定された法律。

◆労働者派遣法・個人情報保護法

労働者派遣法
労働者派遣法は、労働者の保護を目的とした法律。 派遣は、労働者が派遣元との雇用関係を維持したまま、派遣先の指揮命令下で労働に従事すること。 派遣期間は、原則として3年であるが、専門的な業務と一定の条件を満たす場合は無期限となる。 労働者派遣法では、労働者派遣について次のように規定している。
・二重派遣の禁止
・雇用関係は派遣元
・業務上の指揮権は派遣先

個人情報保護法
個人情報保護法は、個人情報の取扱いを規定した法律。対象は、生存する個人に関する情報に限られる。 国、地方公共団体および独立行政法人の責務、個人情報の保護に関する施策、個人情報取扱事業者の義務などから構成される。

◆IT関連法規

不正競争防止法
不正競争防止法は、他人の氏名などを無断で使用するなどの不正行為を規制し、流通秩序の維持を図ることを目的として制定された法律。 有名人の氏名、商号、商標、商品の容器や包装などの表示と同一の物、あるいは類似の物の使用に対して、差止請求権や損害賠償請求権が認められている。

不正アクセス禁止法
不正アクセス禁止法は、他人のパスワードやIDを無断で使用し、企業や政府のコンピュータに不正にアクセスすることを禁止することを目的として制定された法律。 次のような行為を禁止している。
・他人のIDやパスワードを無断でしよう
・セキュリティホールを利用して侵入
・他人のIDやパスワードを無断で第三者に提供

PL法
PL法(Product Liability:製造物責任法)は、製造物の欠陥により、生命、身体または財産に被害が生じた場合に、製造業者が負う責任賠償を定めた法律。 対象となる製造物は、製造あるいは加工されたもの(動産)が対象で、次のものは対象外。
・加工されていない農林畜水産物
・不動産
・鉱物、電気などの無体エネルギー(ガソリンやガスは対象)
・ソフトウェア、サービスなどの無体物

コンピュータウィルス対策基準
コンピュータウィルス対策基準は、ウィルスに対する予防、発見、駆除、復旧などについて実効性の高い対策を経済産業省がとりまとめたもの。

以上です。

プロジェクトマネージャの『マネジメント』『ストラテジ』分野では、ここで紹介したもの以上に幅広い知識が必要とされると思いますが・・・

基本は概ね抑えられているはず!!なので、上記に加えて過去門演習を通じて枝葉の知識を付けていけば良いと思います(>_<)!

直ぐに午前Ⅱで6割得点できるぐらいの基礎知識は身に付くはずww

前回同様、さーっと復習して、過去問演習や、午後Ⅰ試験・午後Ⅱ試験への取っ掛かりにもらえるとありがたいです。


・・・ということで、今回は以上です。次回からは、ブログでも午後Ⅱの論文対策や、過去門演習、重要トピックスの紹介などなどを扱っていきます。

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました m(_ _)m

(2012年02月24日)




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