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駆け出しエンジニアの気ままにブログ

このブログでは、駆け出しエンジニアの私が興味をもったトピックについて不定期に発信しています。

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2級小型船舶免許の取得に必要なポイントまとめ  

2級小型船舶免許まとめ

2級小型船舶免許を取得する際に勉強した内容を、備忘録としてまとめます。

これから勉強する人、勉強した内容を復習したい人は是非ご活用下さいませ。

fig00



<専門用語など>

単語 説明
ブリッジ(船橋) 航海や保安のための指揮所
スカッパ 排水口のこと
ビルジ 船内に浸水した水、あかのこと
小型船 総トン数20トン未満の船舶のこと
海里 1海里=1マイル=1.852km
ノット 1ノット=1海里/時
短音 約1秒間の吹鳴
長音 4秒以上6秒以下の時間継続する吹鳴
喫水 船が浮かんでいるとき、水面から船体最下部までの距離のこと。
雑種船 汽艇、はしけ、端舟などの舟。手漕ぎボートとか。
バラスト 船体の安定、舵効き、推進効率をよくするため、船に積み込む重量物。
水深 最低水面からの深さをメートルで示す。
最低水面 最大干潮時の水面。
物標の高さ 平均水面上の高さをメートルで示す。
針路 船首の向いている方向
進路 船の進んでいく方向
リーウェイ 風圧差のこと。船体が受ける風。針路と進路の角度差の発生原因。
ドリフト 流圧差のこと。船体が受ける水流。針路と進路の角度差の発生原因。
潮汐 月と太陽の引力作用により、海面がゆっくり約6時間毎に周期的に上下すること。通常、潮汐の干満は1日にそれぞれ2回ある。
大潮 新月、満月のときの潮汐。太陽と月の引力作用が一線上に働くため、上下差が大きい。
小潮 上弦、下弦の月のときの潮汐。太陽と月の引力方向が90度ズレているため、上下差が小さい。
月齢 月の満ち欠けを表す日数。新月のときを0として、満月は15日。
高潮(満潮) 潮汐によって海面が最も高くなった状態。
低汐(干潮) 潮汐によって海面が最も低くなった状態。
上げ潮 低潮から高潮までの間(海面が上昇)
下げ潮 高潮から低潮までの間(海面が下降)
停潮 潮汐によって海面の昇降が停止したように見える状態(高潮及び低潮時)
潮差 相次ぐ高潮と低潮の高さの差
潮高 最低水面からの海面の高さ
キック 舵を取ったとき、船尾がもとの進路から外側に降り出される現象のこと。
解らん 係船ロープを解き放つこと。
ピッチング 船首の上下運動、波に突っ込むとき頭を上げ、抜け出したときに頭を下げる。
ローリング ボートが横波を受けると、左右に動揺する運動
ブローチング 追い並みで、波の斜面を下るときに船尾が横滑りし、横波を受ける形で船が波に対して横倒しの状態になること。
曳航 船やその他の物を引いて航行すること。
風向 風の吹いてくる方向
風速 1秒間に空気のながれる距離を10分間の平均値で表す。単位は(m/s)
風力 気象庁風力階級0〜12の13階級で表される。
海風 昼間熱せられた陸地は海より気圧が低くなり、海から陸に風が吹く。
陸風 夜間陸は海より気圧が高くなり、陸から海に風が吹く。
高気圧 周囲より気圧が高いところ。空気が四方に吹き出し、下降気流を生じて、湿度は低く天気はよい。
低気圧 周囲より気圧の低いところ。気圧の高い所から、その中心に向かって空気が吹き込む。吹き込んだ空気は上昇気流となって雲を生じ、雨や雪を降らせる。
温暖高気圧 夏季、小笠原方面に発生する。
寒冷高気圧 冬季、シベリアに発生する。
移動性高気圧 比較的小型で低気圧と同じように一般的に西から東へ移動する。北東側は天気がよく、南西側は天気が不安定。春や秋に多く現れる。
熱帯低気圧 南洋方面に発生する低気圧。中心付近の最大風速17m/s以上を台風という。
温帯低気圧 シベリア、中国方面に発生する低気圧。温暖前線と寒冷前線を伴う場合が多い。偏西風のため西から東へ移動する。
南高北低 夏に多く、アジア大陸の気圧が下がり、小笠原高気圧から行きだす南又は南東の風が吹く。
西高東低 冬に多く、シベリア高気圧から太平洋に向かって北または北西の強い風が吹く。



<操縦者の心得及び遵守事項>

(1)水上交通の特性
・水上交通は右側通行(万国共通)
・海難事故の8割は3海里以内で発生している。
・ライフジャケット着用による生存率は8割!
・事故原因の大半は、見張り不十分や期間取扱不良など。意外と10年以上の経験を有する船長の事故が多い。

(2)小型船舶操縦者の心得
・国際信号旗(※ A旗、B旗、NC旗など)
fig01

<レンタルボート利用時の確認事項>
1)操縦装置や機関の取扱い要領
2)法定備品の搭載場所
3)巡航速度や燃料消費量

・救助要請及び通報先は、海上(海上保安庁118)、湖川(警察110)
・ボート、ヨット、水上バイク等の保険は全て任意保険

(3)小型船舶操縦者の遵守事項
<自己操縦(免許受有者以外の操縦禁止)>
1)水上オートバイは全ての水域
2)ボートは、港則法の校内暴力及び海上交通安全法の航路内
3)帆船、漁船、旅客船、工事船等は適用除外

・遵守事項に違反し、その内容や回数が一定基準に達した時には行政処分(戒告または6ヶ月以上の免許停止)が課せられる。(過去3年違反無の場合、5点以上で行政処分。点数は、救命胴衣未着用で2点、飲酒、危険操縦で3点など)

<二級小型船舶操縦士 資格>
1)航行区域;湖川、平水及び海岸から5海里以内
2)船の大きさ;プレジャーボートは24m未満、それ以外は総トン数20トン未満
3)取得可能年齢;16歳以上

・小型船舶操縦免許の有効期間は5年。有効期限の1年前から更新手続きが可能。
・日本小型船舶検査機関(JCI)等により、6年毎に定期検査が必要。定期検査に合格すると、船舶検査証書、船舶検査手帳、船舶検査済票が交付される。
・船舶検査証書、船舶検査手帳は船内に備える。船舶検査済票は船の外側に貼る。
・3m未満で最大出力2馬力未満の船舶、12m未満の帆船は検査不要。

<航行区域>
1)平水区域 湖、川、港内及び指定水域(大阪湾、東京湾など)
2)沿岸区域 海岸から5海里以内の水域及び平水区域
3)沿海区域 本州、北海道、四国、九州及び主な島の海岸から20海里以内の水域
4)近海区域 東経94度、東経175度、北緯63度、南緯11度に囲まれる水域
5)遠洋区域 すべての水域

<登録の種類>
1)新規登録 登録を受けていない船舶が最初に行う登録
2)移転登録 所有者に変更があったときに行う登録
3)変更登録 船舶の種類、推進機関の種類、小型船舶の長さ、所有者の住所等に変更があったときに行う登録
4)抹消登録 沈船または解徹したときに行う登録

・小型船舶登録簿への登録を受けないで小型船舶を運行したときは、6ヶ月以内の懲役または30万円以内の罰金が課される。



<交通の方法>

(1)海上法規
1)海上衝突予防法 一般海域に適用される(一般法)
2)海上交通安全法 東京湾、伊勢湾、瀬戸内海について適用される(特殊法)
3)港則法 港湾について適用される(特別法)
4)都道府県条例 特定の河川などについて都道府県が定めた水上交通規則や港湾施設の利用上の規則

(2)海上衝突予防法
・灯火は日没から日の出までの間及び視界制限状態の時は表示。
・形象物は昼間表示する。色は黒色。
・船の大きさによる灯火の決まり。
fig02

・灯火と形象物の種類
fig03

<操船信号>航行中の動力船は、他の船舶のが視野の内にあってその船舶との衝突を避けるための動作をとったときに次の信号をおこなう。
1)針路を右に転じるとき 短音1回(閃光1回)
2)針路を左に転じるとき 短音2回(閃光2回)
3)機関を後進にかけているとき 短音3回(閃光3回)

・警告信号;他の船舶の意図、もしくは動作を理解できないときは、急速に短音5回以上(閃光5回以上)
・霧中信号
fig20
fig21
fig22

<遭難信号>避難して救助を求めるときの信号
1)信号紅炎;赤色の手持ち炎火による信号
2)発煙信号;オレンジ色の煙を発する信号
3)火せん;短時間の間隔に発射される、赤色の星火を発するロケットまたは流弾による信号
4)国際信号旗による「N・C」

<追越し信号>狭い水道等で、前方の船舶が安全に通過させるための動作をとらなければ追い越すことができない場合は、追越し船は追越し信号によりその意図を示さなければならない。
1)追越し船 右側を追い越すとき 長音2回、短音1回
2)追越し船 左側を追い越すとき 長音2回、短音2回
3)追い越される船 同意したとき 長音1回、短音1回、長音1回、短音1回

<狭い水道における航法>
1)長さ20m未満の動力船は、狭い水道等の内側でなければ安全に航行することができない他のどうりょくせんの運航を妨げてはならない。
2)船舶は、狭い水道においては、やむを得ない場合を除き錨泊をしてはならない。
3)運行中の動力船は狭い水道において帆船の進路を避けなければならない。
4)船舶は、障害物があるため他の船舶をみることができない狭い水道のわん曲部、その他の水域に接近する場合は、十分注意して航行する。また、長音1回(わん曲信号)を鳴らす。

・追い越す船は船の種類に関係なく避航船になる。
・行会い船の航法:それぞれ進路を右に転舵すること。また、単音1回を鳴らすこと。
・各種船間の優先順位:操縦性能制限船・運転不自由船>漁ろうに従事している船>帆船>動力船

(3)海上交通安全法
・日本の航路
fig30

<航路の航法>
1)航路航行義務船:長さ50m以上
2)速力制限:12ノット以下
3)航路の横断・出入:直角に近い角度で、すみやかに横断する。
4)錨泊の禁止
5)2船間の航法:航路に沿って航行している船が優先。ただし、漁ろう船を覗く。


(4)港則法
<航路における航法>
1)航路内優先
2)並列航行禁止
3)右側航行
4)追い越し禁止

・港の入り口付近においては、出船優先。ただし、雑種船は入港する雑種船以外の船舶の進路を避けなければならない。
・港内で防波堤、ふとう、その他工作物の突端、または停泊船を右舷に見て航行するときは、できるだけこれに近寄り、左舷に見て航行するときは、できるだけこれから遠ざかる。

(5)湖川・特定水域での交通ルール
・水上安全条例は全国の都道府県に制定されており、都道府県警の管轄となっている。
・河川航路標識(河川通航標識等設置準則)が設置されているところでは、これに従い運行する。※別途まとめる。
fig09



<運行(一般)>

(1)船体各部の名称及び船体構造
・船体部位の名称
fig06

(2)船舶の設備及び航海計器
・法定備品
fig31
<磁気コンパス>
1)磁気コンパスの磁針がさす南北は、地球の真の南北とは一致しない。この偏った値を偏差という。偏差は地球上の場所、年によって変化する。
2)磁気コンパスは、船内にある磁気を帯びている鉄器類や電気機器などの影響を受ける。この片寄りを自差という。
3)偏差と自差を合わせたものをコンパスエラーという。偏東誤差はE(+)の符号をつけ、偏西誤差はW(ー)の符号をつける。

(3)航路標識
・浮標式
fig07

・灯質
fig08_1


(4)水路図式及び船位の求め方
・海図記号
fig08

<船位の求め方>
1)トランシット(重視線):2物標が一直線上に重なって見えるとき自船の位置はこの一直線上にある。
2)方位線:物標の方位をコンパスで測定し、海図のコンパス図のメモリで測定した方位の所に三角定規をあて、これを物標とのところまで平行移動して方位線を引けばその直線上に船位がある。
3)クロス方位:2〜3物標により船位を知る方法

(5)ロープワーク
<ロープの取り扱い>
1)ロープが刷れやすい部分には擦れ当て(古布など)をする。
2)常に感想するように取り扱う
3)ロープの端は必ず端止めする。

・ロープの結び方
fig09

(6)トリムと操船及び錨泊
<トリム>船首と船尾の喫水の差をトリムという。
1)船首トリム(おもてあし):船首喫水の方が船尾喫水よりも大きい状態。波をかぶりやすく、舵が効きにくく、スピードが出ない。
2)イーブンキール(ひらあし):船首喫水と船尾喫水が同じ状態。小型船では走行に適する。
3)船尾トリム(ともあし):船尾喫水の方が船首喫水よりも大きい状態。適度な船尾トリムは舵効きが良く、速力も出る。

・最大有効舵角は約35度。水深の浅い場所では舵効きは悪くなる。
・着岸時、風を船首から受ける状態で着岸する。
・桟橋には約30〜40度の角度をつけて接近し、船の長さの約4〜6倍付近でいったん機関を中立として着岸する。
・係留するときは、風上から係船ロープを先に結ぶ。
・解らんするときは、エンジンを始動した後、風下から係船ロープを外す。
・アンカーロープは水深の約3倍は伸出する。風潮が強い時は、通常より長くする。
・走錨に注意する。片舷のみから風をうけたまま船の状態が変わらない状態の場合は走錨の可能性がある。
・荒天時の操船は、船首よりやや斜め前方から風を受けるように針路を取り、舵のきく程度の速力で走る。波の上り斜面に位置を保つように速力を調整する。また、ジャンプしないように波の頂上の手前で減速する。
・曳索は、引く船と引かれる船の長さの和の3倍以上の長さで、重鵜分な強度のあるロープを使う。

(7)事故発生時における対応(ポイント抜粋)
<衝突時の対応>
1)直ちにエンジン停止。
2)人身、船体の損害を調べる。
3)破損箇所からの浸水の恐れがあるため、すぐに2船を引き離してはいけない。
4)一方の船に沈船の可能性がある場合は、その船の乗員をもう一方の船に移乗させる。

<乗揚げた場合の対応>
1)直ちにエンジン停止。
2)人身、船体の損害を調べる。
3)浸水の有無を調べる。
4)潮時、潮流、船の位置を調べる。
5)エンジン、プロペラが使えるか調べる。

<浸水した場合の対応>
1)浸水部を風下側にしてエンジン停止。
2)ウエス棟の適当な詰め物や当て物で浸水を止める。

<火災発生時の対応>
1)火元を風下にしてエンジン停止、同時に燃料油の供給を遮断する。
2)消化につとめる。

<落水者発生時の対応>
1)ただちにエンジンを中立にし、舵を落水者側にとり、救命浮環を投げる。
2)落水者を発見したら見失わないように見張りをたてる。


(8)気象と気圧
・気温と気圧の関係:気温が上がる→空気は膨張→気圧は下がる
・気圧が下がりはじめると、一般に天気は悪化する。
・天気記号
fig10
・2つの地域間に気圧差があると、気圧の高い方から低い方へ空気が流れる。この流れを風という。気圧差が大きいほど風は強くなる。
・一般的に、天気は偏西風の影響を受け西から東に移動する。
・前線の種類と記号
fig11

(9)エンジンの基礎知識
・エンジンの名称
fig24

・ガソリンエンジン燃料の経路
fig25

<電気系統>
1)バッテリー:電気を蓄える
2)スターターモーター:エンジンを始動させる
3)オルタネーター:Vベルトで駆動し、バッテリーに充電する
4)点火コイル(イグニッションコイル):電気花火を飛ばすための高電圧を発生させる
5)ディストリビューター:高圧電気を順序よく点火プラグに配電する
6)ハイテンションコード:高電圧の電気を点火プラグなどへ伝えるコード
7)点火プラグ:シリンダー内に電気花火を飛ばし、混合気に点火する


以上、ポイントを備忘録的に簡単にまとめてみました。

船舶免許は、車に比べたらだいぶ簡単です。興味を持たれた方は、船舶免許チャレンジしてみてくださいね。

ということで、今回は以上です。

今回も最後まで付き合ってくれた方、本当にどうもありがとうございました。m(_ _)m

(2014年8月24日)





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