FC2ブログ

駆け出しエンジニアの気ままにブログ

このブログでは、駆け出しエンジニアの私が興味をもったトピックについて不定期に発信しています。

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

商品企画力アップのために『商品企画七つ道具』をまとめてみた。  

『商品企画七つ道具』(神田範明)

商品企画7つ道具

多くの企業と産学協同研究している経済学の権威である著者が、成功する商品企画のシステマティックなプロセス体系とその実践例について紹介した実用書です。

前回に続き、魅力的で価値ある商品の企画力を身につけるため、本書をまとめることで「商品企画」への理解を深めていきます。


商品企画のミッション

商品企画のミッションは、お客様の「満足」だけではなく、満足以上の「感動」を与えることである。


要望を満たすだけではなく、満足以上の感動を与える感動商品の企画が望まれている。 「iPhone」のように、感動できる商品の企画を追求していきたいものです。


良いモノは売れる

円高だ、不況だ、といっていても良いモノは高くても売れる。企業がもっと価値ある商品を世の中に出すべきだ。 そのためには、顧客をもっとじっくりと観察、調査すべきである。 また、企画の人間の頭ではなく、顧客の目、客観的な目を大事にすることが必要である。


「景気が悪くても、良いモノは高く売れる」という基本的な考えですね。 コモディティ化が進みやすい市場への対策は考察必要はあるものの、最初は、良いモノ・新しい価値をつくらなければならないのは間違いないでしょう。 論理的プロセスに基づき、調査分析を行い、価値ある商品を生み出すという基本をしっかりとやることが大切ですね。


商品企画、コンセプトとは・・・

商品企画とは、顧客のニーズを発掘し、それにふさわしい商品コンセプトを考案、決定することである。 コンセプトとは、アイデアが複合的に組合わさった集合体であり、アイデアはさらにいくつかの属性と水準を有する。


「コンセプト」を辞書で調べると、「1)概念。観念。2)創造された作品や商品の全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点。」という答えが得られます。 「コンセプト」=「アイデアの集合」というのは、「コンセプト」を構造から見た場合の一つの捉え方ですね。 「骨格となる発想や観点」の一つ一つの骨(発想、観点)が「アイデア」であり、これらの骨を骨格としてまとめたものが「コンセプト」ということだと思います。


良いアイデアとは・・・

例えば「おしゃれな色」というのはアイデアとして曖昧であり、パステル(属性)の青(水準)のように、 具体的な表現がアイデアとしては望ましい。属性と水準を考えることは具体化の手助けとなる。


具体的なアイデアの方がイメージが付きやすく、関係者と共通認識を築く上で重要な役割を担うことになります。 商品像がリアルにイメージできるような具体的なアイデアを出すように心がけたいものです。


★商品企画の4つのステップ

商品企画のプロセスは、以下4つのステップから構成される。

(1)調査 →(2)発想 →(3)最適化 →(4)リンク


4つのフェーズを実現するためのツールが商品企画7つ道具である。

1)インタビュー調査: 潜在ニーズの仮説発見や、評価構造の把握。
 ・グループインタビュー
 ・評価グリッド法
2)アンケート調査: ニーズの発見よりも、検証が目的。
3)ポジショニング分析: 各商品の位置分布把握、顧客意識の「すきま」発見、理想的な方向性をマップ上に図示。
4)アイデア発想法: 調査段階で得た方向性をベースに、絞り込みを行う。
 ・アナロジー発想法
 ・焦点発想法
 ・チェックリスト発想法
 ・シーズ発想法
5)アイデア選択法: 使えそうなアイデア2、3に絞り込む。
 ・重み付け評価法
 ・一対比較評価法
6)コンジョイント分析: アイデアは確定方針を取り込んで、コンセプトの細目を最良なものに仕上げる。
7)品質表: 最適コンセプトを基本に、顧客視点で実現すべき要求を系統的に整理する。



筆者が大学教授だけあって、理想論的に思える部分もありましたが、商品企画の体系について理解する上では一つの側面をよく表現していると思います。

商品企画に困ったときには、ぜひ、「7つ道具」を活用してみて下さい。。

今回は簡単ですが以上です。

最後まで付き合ってくれた方、本当にどうもありがとうございました。m(_ _)m

(2013年5月23日)





スポンサーサイト

category: ビジネス・IT本

tb: 0   cm: 0

商品企画力アップのために『商品企画できない社員はいらない』をまとめてみた。  

『商品企画できない社員はいらない』(太田昌宏)

商品企画できない社員はいらない01

『ポッキー』の商品企画マネージャーとして活躍した著者が、商品企画の全体像を理解するため、企画から販売までを6つのステップに分け、それぞれのステップごとに大切なポイントを「定石」と「タブー」をまとめた本です。

魅力的で価値のある商品の企画力を身につけるため、本書をまとめることで「商品企画」への理解を深めていきます。
本書は以下8章から構成されます。ポイントになっている1〜5章についてこのエントリーではまとめます。

1.商品企画に必要な10の資質
2.商品企画を正しく進める
3.市場を的確に把握する
4.アイデアをひねり出す
5.コンセプトを練り上げる
6.企画の細部を詰める
7.発売準備と発売後のフォロー
8.ロングセラー商品にする

1.商品企画に必要な10の資質

人間観察力、ビジョン創造力、スーパーポジティブシンキング、こだわり力、伝達力、自己開示力、ひたむき力、用意周到力、胆力、分析・検証力


・「何を実現したいのか」という明確なビジョンが必要
・企画担当は、誰もやったことがないことに挑戦する宿命⇒できなかったことより、できたことに目を向ける。
・「この商品・サービスは、お客様に必ず喜んでもらえる」という強い信念や、「このスペックがなければ、企画の存在意義がない」という強いこだわりが、確固たる基板となる。
・ラインロスの原則:コミュニケーションの効果は、その経由する距離に反比例する
・「成功の神は、細部に宿る」
・商品企画は、あくまで仮説でしかない。売ってみて初めて検証が行われる。

ちょっとコメント(´・ω・`)その1w
実践力を高めるために、企画ー開発ー検証プロセスを多く経験することが大切ですよね。


2.商品企画を正しく進める

市場調査
⇒アイデア創出
⇒コンセプト作り
⇒商品企画作り
⇒販売準備・フォロー
⇒ロングセラー化

商品企画できない社員はいらない02
・企画担当者はすべてのプロセスにかかわるプロジェクトリーダーの役割を担う。いい商品作りのためにメンバーのベクトルを合わせ、モチベーションをあげることが必要。
・大企業の場合特に注意するポイントとは2つ
 1)会議を重ねて企画が円くならないよに注意すること
  ⇒「ここが企画の肝」というべき絶対に譲れない要素を明確にして、最後まで貫き通す意思が求められる。
 2)意思決定の関所が多数あるので、企画のスピードが鈍くなることに注意すること

ちょっとコメント(´・ω・`)その2w
この6ステップは、今後企画を進める際の知識として頭の片隅に入れておきたいところですね。


3.市場を的確に把握する

・流行の兆しを捉えるポイント
・流行に敏感な人たちの行動に注意を払う
・先行指標となる業界や企業を決めて動向を注目する
・自分の得意分野で勝負する(隣の芝生は青く見える)
・流行の旬が見えたときはまったく反対の特徴を持った商品をエントリーする

・兆しは、今までの流れとは違う何かを発見すること
 ⇒ある程度の経験とセンスが必要。ただ、前提となるのは「人間への興味」と「問題意識」があるかということ。
 ※問題とは現状とありたい姿との差(ギャップ)
・逆張りの発想:すごく流行したものが出たら、まったく逆のものが流行すると想定しながら世の動きを見ること。
・商品企画のネタに困れば、別の業種を観察する
 ⇒特にはやりすたりの激しいファッションやテーマレストラン、映画、音楽などのコンテンツは、積極的に流行をしかける業界ですから、常に関心を持つことが大切です。


ちょっとコメント(´・ω・`)その3w
流行の先端にいるためには流行の発信場所に常に注意を払い、発信場所に近づく努力をすることが大事ですね。


4.アイデアをひねりだす

・企画には新しさ、好ましい違和感が必要。違和感がないとお客さんの目に留まりません。
・リーダーやロングセラーブランドが持っている既成概念(ステレオタイプ)をどう突き崩すかが企画のネタになる。
・営業部門はバイヤーを説得してその商品を定番導入する責任があり、製造部門はロスを極限まで減らしつつ高い品質を維持する責任があります。
・ロングセラー商品は、陳腐化との戦いですから、常に新しい情報を提案しなければなりません。
・営業マンの「どこに並べる?」は、ほめ言葉と心得る。製造部門の「できない」は「新しい価値がある」と解釈すること

ちょっとコメント(´・ω・`)その4w
反発を受けながらも既存概念を切り崩していくところに新しい価値があるということですね。


5.コンセプトを練り上げる

・コンセプトはお客さんがお金を出してでも欲しいメリット。
・コンセプトを決めるためには、今までに考えたアイデアを整理する。「誰に(ターゲット)」「どんなメリット(コンセプト)」「どんな方法(使用シーン)」で提供するかを考える。
・ニーズを想像しやすくするために、自分たちの商品をどんなお客さんに買ってもらいたいか、具体的なプロフィールを作成することが重要。
 ⇒プロフィールの設定では、周りに本当にいそうな「リアル感」と、イメージ僧が生き生きと浮かび上がるような「詳細設定」が必要です。
・「差別化」は大切なキーワードだが、お客さんにとって意味のある差別化でなければならない。

ちょっとコメント(´・ω・`)その5w
著者は「コンセプト」=「お客様がお金を出しても欲しいメリット」とまとめています。一つの側面として抑えておきたいおきたいですね。
具体的プロフィールをまとめるのは、シュミレーションの効果をアップさせます。


6つのスッテプは参考になりますね。本書を読んで、人間に興味を持つこと、流行の発信源に敏感になること、既成概念を壊していくこが企画力を身につける上で大切だと思いました。

今回は簡単ですが以上です。

最後まで付き合ってくれた方、本当にどうもありがとうございました。m(_ _)m

(2013年5月19日)





category: ビジネス・IT本

tb: 0   cm: 0

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。