駆け出しエンジニアの気ままにブログ

このブログでは、駆け出しエンジニアの私が興味をもったトピックについて不定期に発信しています。

駆け出しエンジニアのプロジェクトマネージャ取得への道(9)~午後Ⅱ論文対策5~  

評価・改善関連のモジュールについて

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前回に引き続き午後Ⅱ対策、2012年4月試験受験前の最後の更新です。

午後Ⅱのポイントは「合格できる論文のイメージを固めること」「合格レベルの論文を書ける準備をしておくこと」 ということで、論文対策を進めていきました。

試験前最後の更新となる今回は、論文の設問ウでいつも問われる「評価」「改善」関連モジュールをまとめていきます。


◆評価関連のモジュール

評価は、「期限内に完了したこと」「予算の範囲内であったこと」「バグ数は標準内であったこと」など、 予定の範囲内に終わったことを対策の具体例と絡めながら書いていきましょう。

最終テストまでにすべての準備が整い、無事実施することができた。その後、本システムも当初予定通りに対応を 終え、稼働開始した。事前に日程を変更できないイベントを考慮し、タスクを分割、並行実施したり、実施順序の 調整を行った今回の対応の成果であると評価している。
本プロジェクトでは大きな障害問題が起きることなく、スケジュール通りに無事完了した。上述のルール及び日常 管理が機密管理上、有効かつ実現可能なものであったと考えている。 本プロジェクトでの管理ルールは社内でも評価され、社内プロジェクトにおける標準ルールに取り込まれる予定で ある。
当初の予定どおり完了した。2モデル同時発売は問題なく実現し、開発コストも計画内におさめることができた。 これは品質確保策の工夫が効果的であったと評価している。
本プロジェクトは、目標としていた期日内に予算をオーバーすることなく完了することができた。 また、品質面においても、当社の標準となる値をすべてクリアし、市場において重大な障害も発生していない。


◆改善関連のモジュール

また、改善については、「研修体制の追加」「コミュニケーションタスクの追加」「手続きの整理」「問題の見える化」などが書き易いように感じます。論文中に記述した具体的な問題と絡めながら書きたいところですね。

今回、他部署に応援を要請し並行して作業してもらった際、コミュニケーション不足に起因するトラブルが発生した。 並行して、多数が作業をする場合、進捗を確認しあうなどコミュニケーションを密にするタスクを忘れないよう改善 していきたい。
本プロジェクトでは全メンバ(含協力会社要員)に研修の受講を義務付けたが、研修実施部署の体制が十分ではなく、 多少の混乱が生じ、実施が遅れてしまった。今後のプロジェクトにおいては研修受講を必須とすることで、この問題は 改善されていくものと考える。
加えて今回の管理ルールは協力会社にも多くの協力、負担を求めるものであったため、当初は戸惑いもあった。管理 ルールに協力的かという観点からの協力会社の再評価・再格付けの手続きも有効であると考える。
今後は、新しい情報技術に関する知識は研修などを通じて習得し、リスクとなりそうな箇所に対しては予め進捗管理や 品質管理の内容を明示できるよう努力をしたいと考えている。
直近の課題として、今回のプロジェクトを通して認識した問題点や課題、改善案などについて、プロジェクト報告書 にまとめ今後のプロジェクトに行かせるよう改善活動に着手していきたい。

ということで、少し短いですが今回は以上です。

本日のテストを受ける方、一緒に頑張りましょう(^^)

今回も最後まで付き合いいただきありがとうございます¥した。m(_ _)m

(2012年04月15日)




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駆け出しエンジニアのプロジェクトマネージャ取得への道(8)~午後Ⅱ論文対策4~   

プロマネ午後Ⅱ(論文)試験対策その4

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前回に引き続き、モジュールを活用した回答作成をしていきたいと思います。

平成23年の問3を例に、次の4つのステップで回答を作成していきます。


 STEP1)回答の骨組みをつくる

  STEP2)骨組みに肉付けする

   STEP3)モジュールを当て込む

    STEP4)最適化して回答を完成する


一度に全部やると長くなってしまうので2回に分け、前回に続き、今回は STEP4)に取り組みます。


STEP4)最適化して回答を完成する

前回まででモジュールの当て込みや構成の作成は完了していますので、最終段階として、全体が上手くまとまるようにモジュールを選択して回答をつくっていきます。 実際の試験場では、時間との勝負の部分ですね。

1.システム開発プロジェクトの目標及びプロジェクトのチーム編成とその特徴
1.1 プロジェクトの目標
当社は電気通信事業者であり、電機メーカーと協業で通信端末を開発し販売している。 昨今の携帯電話の多様化に伴い、安価な新規モデルを開発するため、新規韓国メーカーであるA社と共同で新規モデルの開発に着手することになり、開発部よりプロジェクトマネージャとして私が任命された。
具体的な目標として、開発コストを40%低減させることが戦略企画部より提示された。 また、安価モデルではあっても、品質の低下や開発スケジュールの長期化は認められず、当社基準の品質試験に合格すること、また、標準的な開発期間である10ヶ月での開発を実現させなければならなかった。

1.2 プロジェクトチーム編成とその特徴
当社からは私を含め開発部門から2名、その他ソフトウェア部門、ハードウェア部門、ユーザインタフェース部門の担当など合わせて6名、 A社からは開発部門から2名、営業部門から2名、サービス部門から2名の計6名、合わせて12名でチームは構成された。
本プロジェクトの特徴としては、新規韓国メーカーA社との共同開発が挙げられる。 A社は韓国では実績があるものの、日本での開発・販売実績はなく、当社との共同開発が日本市場におけるはじめてのモデルなった。

2.人間的側面の問題と誘発されるリスク、問題への解決策
2.1 人間的側面の問題
本プロジェクトにおける人間的側面の問題としては、大きく次の2点が挙げられる。
・言葉の壁によるミスコミュニケーション
・仕様書の読み違いによる認識違い
A者社員のうち4人は韓国人であり、そのうち2人は日本語が分かっていなかった。そのため、打ち合わせや資料のやり取りに際しては、都度、韓国語と日本語の翻訳をしなければならず時間が掛かった。 また、技術案件における翻訳が難しいことなど、言葉の壁によるミスコミュニケーションに時間を費やす場面があった。
また、日本メーカーであれば、仕様書の行間から理解してもらえる仕様書の記述についても、記述が明確にされていないことから誤った仕様で開発を進めてしまい、後々になって気付くことが散見された。

2.2 人間的側面の問題から誘発されると想定したリスク
ミスコミュニケーションや仕様書の認識違いなどから誘発されると早世したリスクは、次の通り大きく3点ある。
・本来議論すべき内容が疎かになってしまうこと
・作業のやり直しや打ち合わせ、メールの回数の肥大化
・本来確認すべき内容の抜けや漏れの発生
ミスコミュニケーションにより言った言わないの議論に発展してしまい、本来議論すべき点が疎かになってしまうリスクや、ミスコミュニケーションの頻出によって作業のやり直しが多く発生することにより 意欲の低下や成果物の品質の低下を引き起こすリスクが考えられた。
また、最悪の場合、サービスインの遅延や重大障害の発生などにつながる可能性が増加することもリスクと考えた。

 2.3 人間的側面の問題への対策
上述した人間的側面の問題に大して、以下3つの対策を実施した。
・日本市場における開発品質についての説明会の実施
・打ち合わせ頻度と打ち合わせ内容の見直し
・成果物を詳細化した要素成果物についての取り決め
本プロジェクトの初期段階において、日本市場に求められる開発品質について説明する会を設け、市場で発生した問題や実サービス、仕様の捉え方などを含めて説明をした。
打ち合わせの見直しについては、頻度を隔週から毎週に変更するとともに、議題の内容について重要なものから優先度をつけて話し合うことを再徹底した。 また、打ち合わせの前日までに資料を送付することとし、資料の中で特に誤認識しやすい箇所については英語標記も載せることとした。
成果物についても細かな要素成果物の見直しを実施し、作成した成果物についてはすべて当社の共有サーバーに置くルールを定めることで認識違いが生じた場合にも早期に対応できるようにした。

3.対策の評価と課題、今後の改善点
3.1 対策の評価
本プロジェクトは、目標としていた期日内に予算をオーバーすることなく完了することができた。また、品質面においても、当社の標準となる値をすべてクリアし、市場において重大な障害も発生していない。
打ち合わせについては、プロジェクト開始当初は1回の打ち合わせに3時間以上を費やしていたが、対策の実施により、打ち合わせの回数は増えたものの1回あたりの時間は1時間程度に短縮することができ、 対策による一定の効果があったと評価している。ミスコミュニケーションの数も半分以下にすることができ、意識の低下をまねくとこなく本来議論すべき点に注力することができたと考えている。
また、早期から説明会等を開き日本市場における開発品質の理解度を向上させた効果も少なからずあったと考えている。

 3.2 課題と改善点
本プロジェクトを通じて、グローバル化が進む近況から、海外の新規メーカーとより効率よく仕事を進めていくためのフローの標準化が必要だと認識した。
具体的には、今回実施した日本市場における開発品質の説明会を実施する対策や、資料への英語表記の記載、要素成果物を確認するなどの対策を標準化していくことが今後の課題として挙げられる。 例えば、品質理解を促進するための説明会議の標準開催、説明用標準資料の準備など、新規メーカーに対して分かりやすく作業に入りやすい環境を整えることが課題であると考える。
また、より根本的な対策としては、新規海外メーカーであっても仕様書の内容を認識違いが起こらないようにより精度の高い仕様の作成の着手なども挙げられる。
直近の課題として、今回のプロジェクトを通して認識した問題点や課題、改善案などについて、プロジェクト報告書にまとめ今後のプロジェクトに行かせるよう改善活動に着手していきたい。

以上



・・・ということで、今回は以上です。

一番直近のテストは、明日(4/15)ですね。皆さん頑張りましょう!!


今回も最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m

(2012年04月14日)




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